将来の不安に備える「後見制度」とは?|任意後見と法定後見をやさしく解説
「もし将来、認知症になったらどうなるのか…」
「お金の管理や手続きは誰がしてくれるのか…」
こうした不安に備えるための制度が「後見制度」です。
ここでは、一般の方にも分かりやすく、後見制度の基本を解説します。
■ 後見制度とは?
判断能力が低下したときに、
👉 信頼できる人が生活やお金の管理をサポートする制度です。
後見制度には、大きく2つの種類があります。
■ ① 任意後見(にんいこうけん)
👉 元気なうちに、将来に備えて準備する制度です
あらかじめ、
- 誰にサポートしてもらうか
- どこまで任せるか
を契約で決めておきます。
このときのサポート役を
👉 任意後見人といいます
● 注意ポイント
任意後見は契約しただけでは始まりません
👉 判断能力が低下したあと、家庭裁判所で
監督する人(任意後見監督人)が選ばれて初めてスタートします
■ ② 法定後見(ほうていこうけん)
👉 判断能力が低下してから利用する制度です
家庭裁判所が状況を確認し、
適切なサポート役を選びます。
サポート役は状態に応じて3種類あります:
- 成年後見人
- 保佐人
- 補助人
👉 まとめて「後見人」と呼ばれることもあります
■ 任意後見と法定後見の違い
| 項目 | 任意後見 | 法定後見 |
|---|---|---|
| いつ決める? | 元気なうち | 判断能力低下後 |
| 誰が決める? | 本人 | 家庭裁判所 |
| サポートする人 | 自分で選べる | 裁判所が選ぶ |
■ 行政書士はどんなサポートができるの?
行政書士は、
- 任意後見契約の作成サポート
- 遺言書作成の支援
- 将来に備えた手続きのアドバイス
などを行います。
■ 実は大切なポイント
多くの方が見落としがちですが、
👉 法定後見になると
誰が後見人になるかは自分で選べません
一方で任意後見なら
👉 信頼できる人にあらかじめお願いしておくことができます
■ こんな方におすすめです
- 将来の認知症が不安な方
- おひとり暮らしの方
- 子どもに負担をかけたくない方
- 財産管理をしっかりしておきたい方
■ まとめ
- 後見制度は将来の安心のための仕組み
- 任意後見は「元気なうちの準備」
- 法定後見は「あとからの対応」
👉 早めの準備が、安心につながります
将来のことは、元気なうちだからこそ考えられます。
ご自身やご家族の安心のために、一度考えてみてはいかがでしょうか。
ご相談はお気軽にどうぞ。


