【改葬許可申請とは?】墓じまいで必ず必要になる手続きと注意点
近年、「墓じまい」を検討される方が増えています。
その際に必ずと言っていいほど関係してくるのが 「改葬許可申請」 です。
しかし実際には
「何をする手続きなのかよくわからない」
「宗教によって違うのでは?」
といったご相談も多く寄せられます。
この記事では、改葬許可申請の基本から注意点まで、わかりやすく解説します。
■改葬許可申請とは?
改葬許可申請とは、
お墓に納められている遺骨を別の場所へ移すために必要な行政手続きです。
たとえば以下のようなケースが該当します:
- お墓を撤去して別の墓地へ移す
- 永代供養墓へ納骨する
- 納骨堂へ移す
- 合祀墓へ移す
これらはすべて「改葬」にあたり、市区町村の許可が必要になります。
■宗教によって違いはあるのか?
結論から言うと、
改葬許可申請は宗教に関係なく必要です。
- 仏教でも
- 神道でも
- 無宗教でも
👉 遺骨を移動する場合は必ず必要です。
■よくある誤解にご注意ください
●誤解①:供養や儀式をすれば手続きも完了する
これは大きな誤解です。
- お寺での閉眼供養(魂抜き)
- 神社での遷霊祭
これらはあくまで宗教的な儀式であり、
行政手続きとは別です。
👉 手続きをしないまま遺骨を移動すると、トラブルや違法となる可能性があります。
●誤解②:石材店に任せれば大丈夫
石材店は墓石の専門家ですが、
行政手続きまでは対応していない場合もあります。
👉 改葬許可申請はご自身で行うか、専門家へ依頼する必要があります。
■改葬許可申請の流れ
一般的な流れは以下の通りです:
① 現在の墓地管理者から「埋葬証明書」を取得
② 市区町村へ改葬許可申請
③ 改葬許可証の発行
④ 新しい納骨先へ提出
⑤ 遺骨の移動
■申請が不要なケースは?
以下のような場合は改葬に該当しないため、申請は不要です。
- 墓石のみ撤去し、遺骨はそのまま
- 同一墓地内で移動しない場合
ただし判断が難しいケースもあるため、事前確認が重要です。
■神道の場合の注意点
神道の場合、「墓」よりも「祖霊の祀り」が重視されるため、
墓じまいの考え方が異なります。
しかし、
- 遷霊祭(魂の移動)
と - 改葬許可(遺骨の移動)
は別のものです。
👉 両方を適切に行うことが重要です。
■墓じまいは「撤去」ではなく「整理」です
墓じまいというと
「お墓をなくすこと」と考えられがちですが、
実際には
👉 ご先祖様の供養の形を見直す手続きです。
- 将来の管理が難しい
- 子どもに負担をかけたくない
そういった想いから選ばれる方が増えています。
■行政書士に依頼するメリット
改葬許可申請は書類が多く、
慣れていないと時間と手間がかかります。
行政書士に依頼することで:
- 書類作成の代行
- 手続きのスムーズな進行
- トラブル防止
- ご家族への説明サポート
が可能です。
■まとめ
- 改葬許可申請は遺骨を移動する際に必ず必要
- 宗教に関係なく必要な手続き
- 儀式とは別に行政手続きが必要
👉 墓じまいは「手続き」と「供養」の両方を整えることが大切です。
■ご相談について
当事務所では、墓じまいに伴う改葬許可申請について
初回相談から丁寧にサポートしております。
- 手続きがよくわからない
- 何から始めればいいか不安
- 神道・仏教どちらで進めるべきか悩んでいる
このような場合でも、お気軽にご相談ください。

