特定動物の飼育施設|許可を得るための基準とポイント


1. 特定動物を飼育するには「専用施設」が必要

特定動物を飼うには、県の許可を受けた専用施設での飼育が必須です。
この施設には、人や周囲の安全を守るための構造基準が定められています。


2. 主な施設の基準

以下は環境省の指針に基づいた、代表的な施設基準の例です:

✅ 完全な囲いと脱走防止策

  • 檻・囲い・施錠されたドアなどで完全に動物を閉じ込める構造
  • 外部からの侵入・動物の逃走を防ぐ二重扉の設置が推奨されます

✅ 強度と材質の適正

  • 動物の種類や力に応じた強固な材質(鉄柵・強化ガラスなど)
  • 齧る、掘る、破壊する能力がある場合は特に強度が重要

✅ 接触防止措置

  • 訪問者・近隣住民が直接接触できない構造が求められます
  • 動物との間に**緩衝エリア(安全距離)**を設けることも重要です

✅ 清掃と衛生管理の配慮

  • 糞尿処理・給餌・水の交換がしやすく、清潔を保てる構造
  • 感染症や臭気など、周囲への環境配慮も必要です

3. 屋外飼育は原則NG

特定動物は、原則として屋内(または施錠された飼育舎)での飼養が必要です。
屋外に放し飼いにするような施設では、許可が下りません。


4. 施設計画書と現地確認

許可申請の際には、以下のような書類が求められます:

  • 飼育施設の設計図・配置図
  • 動物の飼養計画(給餌方法・清掃・緊急時対応など)
  • 動物の種類・個体情報・飼育目的
  • 飼育責任者の経歴や資格

申請後、県の担当者が現地確認を行い、基準を満たしていれば許可が下ります


5. 改修が必要になることも

既存の施設であっても、特定動物の飼育には構造の追加・改修が必要なケースが多いです。
建物の安全性や立地条件なども、許可に大きく影響します


まとめ

  • 特定動物は、一般家庭ではなく専用施設での飼養が原則
  • 逃走・接触防止・清掃管理など、構造に厳格な基準がある
  • 設計段階から申請書類の準備が必要
  • 現地確認と許可取得までは行政との丁寧なやり取りが重要

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