1. 写真は「現地確認の補足資料」として重視される
動物取扱業の登録申請では、飼養施設の現地調査が行われる前に「施設の写真」を提出するよう求められることがあります。
行政はこの写真をもとに、以下の点をチェックします:
- 施設が衛生的かどうか
- 記載された図面と実際の設備が一致しているか
- 飼育環境が動物種に適しているか
2. 撮影が必要な主な箇所
提出する写真は、以下のような施設内外の全体像と詳細がわかる構成が望まれます。
✅ 外観・看板
- 建物の外観全体
- 動物取扱業の表示(責任者名・登録番号)の掲示
✅ 飼育スペース(内部)
- 犬舎・猫舎・ケージ・放し飼いスペースなどの全体と近接
- 扉・仕切り・床材・排水口などが分かる角度
✅ 清掃・洗浄設備
- 洗い場や排水設備
- 消毒液や清掃用具の設置状況
✅ その他の設備
- 飼料・備品の保管場所
- 冷暖房機器・換気設備
- ごみ保管場所(フタ付き容器など)
3. 撮影の基本ルールと工夫
撮影時には、次のような工夫を意識すると、行政側に好印象を与える写真になります。
📷 清潔で整った状態で撮影する
- 床にゴミや抜け毛がない状態で
- 備品は整理された配置にする
📷 明るい時間帯に撮影し、照明をつけて室内を明るく
- フラッシュよりも自然光+照明が見やすい
📷 写真は複数の角度から撮る
- 全体→設備の拡大→詳細箇所、と段階的に撮影
- 同一設備でも複数方向から撮影することで理解が深まる
📷 撮影日を控えにメモし、提出資料にも記載
- 撮影日と現状が違っていないことを説明する根拠になる
4. 写真の形式と提出方法
原則としてカラー印刷したA4用紙に貼付して提出します。
- 写真1枚ごとに「撮影箇所の説明」を添える
例:犬舎全景、排水設備、換気扇設置状況など - 写真台紙を複数ページにわたってまとめておくと親切
- データ提出を求められた場合は、JPEG形式などで提出可(自治体に確認)
5. 写真で伝える「管理体制」の意識
行政は、単に設備の有無を確認しているわけではなく、日頃の管理体制や衛生意識が表れているかを見ています。
- 使用中の施設でも清掃が行き届いている
- 飼育動物が安全・快適に過ごせる工夫がある
- 設備の配置に無理がない など
「きちんと管理されている施設」として伝わるように、写真を撮影しましょう。
まとめ
- 飼養施設の写真は、書類と現場を結ぶ重要な資料
- 飼育スペース、洗浄設備、備品配置などを明るく清潔な状態で複数方向から撮影
- 写真台紙には撮影箇所の説明と撮影日を明記
- 衛生管理と動物福祉への意識が写真から伝わるように工夫することが大切
「Animal Support 信州」では写真撮影チェックのアドバイスも行っています
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「写真で何を伝えるべきか不安」
「撮影した写真が行政の求める基準に合っているか確認してほしい」
そんな場合は、写真台紙の作成支援や、撮影箇所のチェックリスト提供なども行っています。
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