1. 書類提出=終わりではない
動物取扱業の登録申請では、必要書類を提出した後、
管轄行政から質問・確認・修正の依頼が入ることが珍しくありません。
これはミスというより、行政として
「内容をより正確に把握したい」「不明点をクリアにしたい」という目的で行われるものです。
迅速かつ丁寧に対応することが、許可取得への近道となります。
2. よくある質問内容の例
申請後に寄せられる代表的な質問には、以下のようなものがあります。
✅ 記載内容に関する確認
- 動物取扱責任者の経験内容が不明確 →「もう少し詳細を記載してください」
- 飼養施設の床材の素材や加工内容 →「滑り止め加工の有無を追記してください」
✅ 添付資料と申請書の不一致
- 図面上の設備と、写真の設備が一致しない
- 管理計画書と日々の運用スケジュールに食い違いがある
✅ 書類の体裁や記載ミス
- 氏名・所在地・連絡先に誤記がある
- 押印漏れ・記載漏れ(記入欄が空白)
- 訂正方法が適切でない(修正テープ使用など)
3. 修正依頼があった場合の対応手順
行政からの問い合わせや修正指示には、次のように対応します。
① 内容を正確に把握する
メールや電話で指摘内容を確認し、具体的にどこをどのように修正するのか明確に把握します。
② 可能であれば速やかに対応する
- 軽微な修正は即日対応を目指す
- 補足説明書を添えて提出すると、再確認の負担を減らせる
③ 再提出時は「差し替え資料」に明記を添える
再提出する際は、「修正箇所」「修正理由」「差し替えページ」を明記して提出すると親切です。
4. 実際にあった指摘事例と教訓
📌 事例①:責任者の実務経験の記載が曖昧
→「ペットショップ勤務」の記載だけでは不十分で、
「犬・猫の販売に2年間従事。清掃・餌やり・接客対応に従事」などの詳細が必要でした。
📝 教訓:経験内容は「動物種・業務内容・勤務期間」を具体的に。
📌 事例②:図面に排水設備の表示がなかった
→行政から「排水計画の確認ができない」として修正を求められた。
施設には存在していたが、図面への記載が漏れていた。
📝 教訓:実際にある設備は写真だけでなく図面にも反映する。
📌 事例③:申請書と添付資料で名称に揺れがあった
→事業所の名称が書類ごとに微妙に異なっており、審査が一時保留に。
正式名称・略称の使い分けが原因だった。
📝 教訓:法人名や施設名はすべての書類で統一表記を徹底する。
5. 行政とのやり取りも「信頼関係の構築」
行政からの指摘や質問に対し、丁寧で誠実な対応を心がけることは、
「しっかり管理していく事業者だ」という印象につながります。
不備を責めるより、「今後の運営に不安がないよう確認してくれている」と前向きにとらえましょう。
まとめ
- 申請書提出後も、行政からの質問・修正依頼は日常的に発生
- 訂正・再提出は、迅速かつ明確に対応することで信頼につながる
- 指摘事項は、図面・記載・実務内容など多岐にわたる
- 行政とのやり取りは、許可取得後も続く大切なコミュニケーションです
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初めての申請でも、安心してご相談ください。


