1.症状から診療科を選ぶのが基本ですが…
- 例えば、のどの痛みは耳鼻咽喉科、胸の痛みは内科や循環器科、皮膚のかゆみは皮膚科など、症状に応じた診療科を選ぶのが一般的です。
- しかし、実際には症状が複数の診療科にまたがることも多く、どの科を受診すべきか迷うことがあります。
2.症状がオーバーラップするケースの例
- 胸の痛み:心臓の病気(循環器科)だけでなく、胃の病気(消化器内科)、筋肉の痛み(整形外科)や神経の痛み(神経内科)も原因に。
- 背中の痛み:整形外科、内科、泌尿器科、婦人科などが関係する場合があります。
- 頭痛:脳神経外科、内科、耳鼻科、眼科など複数の科に関係することも。
- 疲れやだるさ:内科全般、心療内科、精神科など、多様な原因が考えられます。
3.複数の科にまたがる症状はどうすればいい?
- 症状がはっきりしない場合や複雑な場合は、まず**かかりつけ医(総合診療医)**を受診しましょう。
- かかりつけ医は全身を総合的に診察し、必要に応じて適切な専門医へ紹介してくれます。
- 迷ったり不安が強い場合は、医療相談窓口や地域の健康相談サービスも利用できます。
4.受診科を間違えた場合の対処法
- もし間違った診療科を受診しても慌てずに、その旨を医師に伝えましょう。
- 必要に応じて専門の医師へ紹介状を書いてもらえます。
- 医療機関は患者さんの症状や不安に寄り添い、柔軟に対応してくれますので安心してください。
5.症状が複雑な場合の医療機関選びのポイント
- 症例数が多く専門性の高い病院を選ぶと、各科が連携して総合的に診療を行うことが多いです。
- 大学病院や総合病院には総合診療科や診療調整を行う窓口があり、患者さんがスムーズに適切な診療科にかかれるよう支援しています。
◆ まとめ
症状が複数の診療科にまたがる場合は、まずかかりつけ医に相談し、適切な専門医の受診につなげましょう。
迷いやすい症状でも、医療機関は患者さんの話を丁寧に聞いてくれますので、不安なことは遠慮なく相談してください。
あなたに合った最適な医療を受けるための第一歩は、正確な症状の把握と信頼できる医療者とのコミュニケーションです。

