面談で伝える・聞くときのポイント
1.「遠慮しすぎないこと」が第一歩
多くの患者さんが「忙しそうだから」「こんなこと聞いていいのか」とためらうことがありますが、あなたの体や生活に関する情報は、医療者にとって重要な手がかりです。
安心して過ごすためにも、気になっていることは素直に伝えることが大切です。
2.診察前に「伝えたいことメモ」を準備しておきましょう
以下のような項目をメモしておくと、限られた診察時間でも伝え忘れが防げます。
- 今、一番困っている症状は?
- 不安に思っていることは?
- 普段の生活(家事・仕事・介護など)にどんな影響があるか?
- 治療に関して希望していること(例:通院回数を減らしたい など)
📌 チェックシート形式にすると整理しやすく、医療者も把握しやすくなります。
3.家族と一緒に面談するメリット
- 自分一人では緊張して聞き逃してしまうこともあるため、信頼できるご家族や友人に同席してもらうのもよい方法です。
- 内容を一緒に振り返ることができ、説明の理解にもつながります。
- 介護や支援の実情も含めて、医療者に「生活の全体像」を伝える助けになります。
4.「聞きたいことリスト」をつくってみましょう
例:
- 今後どんな治療をする予定ですか?
- 副作用の可能性と対処法は?
- この治療はどのくらいの期間必要ですか?
- ほかに選べる治療法はありますか?
- 治療の目的は完治・延命・緩和のどれですか?
📝 素朴な疑問でも構いません。「医療用語が難しい」と思ったら、「もう一度かみ砕いて教えてほしい」と伝えて大丈夫です。
5.「先生に相談しづらい」と感じたときは
- 医療者との相性は人によってさまざま。もし話しにくいと感じた場合は、地域のがん相談支援センターや医療ソーシャルワーカーに相談することも選択肢です。
- 第三者を交えることで、医療者に伝えたいことを整理してサポートしてくれます。
◆ まとめ
治療を受けるのは、あなた自身です。
医療者は「あなたを治したい、支えたい」と思って関わっています。
だからこそ、あなたの声が治療の質を高める力になります。
遠慮なく、でも丁寧に、自分の思いを伝えていきましょう。
医療者との信頼関係を、少しずつ築いていくことが、治療の安心にもつながります。

