はじめに
古物商を営んでいると、警察による立入検査を受けることがあります。
これは事業者の適正な運営を確認するための定期的なもので、違法行為があった場合に限られるわけではありません。
本記事では、立入検査の概要・検査される内容・対応の注意点についてわかりやすく解説します。
立入検査はどんなときに行われる?
- 主に以下のケースで行われます:
| 実施の主な理由 | 内容 |
|---|---|
| 定期的な監督業務 | 許可業者が適正に営業しているか確認 |
| 苦情や通報に基づく確認 | 適法な取引が行われているか調査 |
| 盗品等の捜査協力 | 捜査の一環として、取引履歴等の確認 |
立入検査の流れと事前通知
- 多くの場合、事前に連絡が入ります(電話や書面)
- 突然の訪問となる場合もある(例:緊急の捜査協力)
- 担当警察署の生活安全課の担当者が来訪します
検査時に確認される主なポイント
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| 古物商許可証の掲示 | 営業所内にきちんと掲示しているか |
| 古物台帳の記録内容 | 正確に記録され、保存されているか |
| 本人確認記録 | 顧客の身分確認を適切に行っているか |
| 商品の保管状態 | 盗品の可能性があるものがないか |
| 取引の内容 | 法律に反する取引がないか(例:盗品と知りながらの取引など) |
適切な対応のポイント
- 落ち着いて丁寧に対応することが基本
- 書類は整理整頓しておく(台帳・本人確認資料など)
- 担当者の指摘には誠実に対応し、改善が必要な点は速やかに是正
- 無許可営業・虚偽記録・台帳未記入などは重大な違反となるため、普段から適正運営を意識する
検査の結果どうなるの?
- 問題がなければそのまま終了
- 軽微な指摘があれば口頭・書面で指導
- 法令違反が確認された場合は:
- 行政指導
- 許可の取消・営業停止処分
- 刑事罰(罰金や懲役)の対象となるケースも
よくある質問
Q. 立入検査に拒否権はありますか?
→ 法律に基づいた正当な検査であるため、原則として拒否できません。正しく対応しましょう。
Q. 台帳をデジタル管理している場合はどう見せる?
→ 警察担当者が確認できる形で、即座に表示・印刷できるよう準備しておくのが理想です。
まとめ
✅ 警察の立入検査は、古物商として当然の監督手続き
✅ 日頃から台帳・記録・許可証の整備を怠らないことが最大の対策
✅ 誠実な対応と適正な運営が信頼と継続のカギ


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