ネットを使った古物販売は手軽に始められる一方で、
クレーム・返品・支払い遅延などのトラブルが発生しやすい業種でもあります。
特に副業の場合、時間や対応力の制約があるため、
事前にリスクを想定した準備が大切です。
ここでは、長野県で副業として古物販売を行う方に向けて、
「安全に続けるためのトラブル回避術」をまとめました。
1.商品の状態を正確に伝える
中古品販売では、**「状態の説明不足」**が最も多いトラブル原因です。
- キズや汚れ、動作不良は写真で明確に掲載
- 「新品同様」など誤解を招く表現を避ける
- 付属品の有無、動作確認の有無を明記
説明文を丁寧に書くことで、購入後のクレームを大幅に減らすことができます。
2.取引ルールを明確に
ネットショップやフリマアプリのプロフィール欄・説明文には、
取引ルールや返品対応の方針を明記しておきましょう。
- 「返品は商品到着後〇日以内」
- 「初期不良のみ対応」
- 「購入後のキャンセル不可」
あらかじめ明示することで、トラブル発生時の対応がスムーズになります。
3.返品・返金対応の基本
クレームが来たときは、まず落ち着いて内容を確認し、
証拠(写真・メッセージ履歴)を保存しておくことが重要です。
- 商品状態の相違:写真と説明内容を照らし合わせる
- 配送事故:配送会社に調査依頼
- 不当なクレーム:事実関係を明確にし、冷静に対応
安易に返金するとトラブルが長引くこともあります。
法的対応が必要な場合は、行政書士や弁護士に相談しましょう。
4.取引記録と帳簿の活用
古物商には帳簿保存義務があるため、
- 仕入・販売・取引内容の記録を残す
- 取引相手や日付・金額を整理しておく
これらの記録が、トラブル解決の有力な証拠になります。
5.行政書士に相談できる内容
行政書士は、古物商許可に加えて、
- クレーム文書への対応方針
- 返品ポリシーの文面作成
- 販売サイトの「特定商取引法に基づく表示」作成
など、トラブル防止の法務面からサポートできます。
6.まとめ
副業で古物を販売する場合、トラブルを完全に避けることは難しいですが、
事前にルールを整備し、冷静に対応できる体制を作ることで、
大きなリスクを防ぐことができます。
- 商品説明を正確に
- 返品ルールを明示
- 記録を残す
- 必要に応じて専門家に相談
安心・安全に副業を続けるために、「備え」が最大の防御策です。
🔹次は
「ネット販売での“特定商取引法に基づく表示”の作り方」
として、副業でも必要となる法定表示のポイントを解説します。

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