留学生から就労ビザへの第一歩
「日本の大学を卒業したら、そのまま長野で働きたい」――そんな留学生が最初に直面するのが、在留資格「留学」から「技術・人文知識・国際業務(以下、技人国)」への変更手続きです。本記事では、実際に長野県内で就職を目指した留学生の想定ケースを例に、変更許可のポイントと最新の審査傾向を解説します。
【想定事例】
Case|長野大学を卒業し、製品デザイナーとして内定を得たベトナム人男性の場合
| 仮想依頼者 | 詳細 |
|---|---|
| プロフィール | ベトナム籍・24歳/長野大学 デザイン学部卒 |
| 就職先 | 長野市の精密機器メーカー(正社員・月給23万円) |
| 相談内容 | 卒業後の4月入社までに在留資格を「留学」→「技人国」へ変更したいが、 ① 専攻と業務内容の関連性が十分か ② 会社がカテゴリー3(設立3年未満)で必要書類が多い――と不安 |
| 当事務所の想定支援 | – 職務内容が「製品設計(CAD)」で大学の専攻と合致していることを 業務フロー図 + 卒業研究要旨 で立証 – 会社側に社会保険加入状況と雇用契約書を整備してもらい、カテゴリー3用追加書類(損益計算書・登記事項証明書等)をチェック – 申請から17日で許可(東京出入国在留管理局) |
| 結果 | 4月1日付で「技術・人文知識・国際業務」在留期間3年を取得し、スムーズに入社 |
【制度解説】
技術・人文知識・国際業務(技人国)とは
専門知識や技術を生かしてホワイトカラー分野で働くための在留資格で、エンジニア・通訳・マーケティング・デザイナーなどが該当します。
2024–25年の主な改正点
| 改正時期 | ポイント | 摘要 |
|---|---|---|
| 2024年2月 | 「職務内容と専攻の関連性」を具体例で明確化 | MOJ 通達で大学専攻と職務の対応表が公表 |
| 2024年10月 | 申請書類に社会保険適用状況の詳細欄を追加 | 未加入企業は不許可リスク上昇 |
| 2025年3月 | カテゴリー別平均審査期間:カテ1-2=14日/カテ3-4=19日 | 最新統計(東京入管) |
【ポイントと注意点】
- 専攻との関連性を“見える化”
- 職務記述書と大学のシラバス・研究テーマを対比させて提出すると説得力が増します。
- 給与は日本人同等以上
- 月給20万円を下回る場合は理由書でキャリアパスや昇給計画を補足。
- カテゴリー3・4企業は追加書類必須
- 決算書や雇用契約書の不備で審査が長期化しがち。
- 卒業日と入社日の“空白”に注意
- 卒業~入社前にビザが切れる場合、**「特定活動(就職活動)」**への変更を検討。
- 平均審査期間は短縮傾向でも余裕を
- 2025年春の実績で最短14日ですが、書類補正が入ると1か月超えも珍しくありません。
【まとめ|Visa Support NAGANO HOKUSHIN ができること】
- 書類作成・在籍証明サポート:大学・企業双方と連携し、関連性を丁寧に立証
- カテゴリー判定&追加書類の確認:設立年・資本金・上場有無に応じた最適パッケージ
- 最短ルート提案:卒業前後のスケジュールに合わせて特定活動への予備申請も含めプランニング
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