在留資格の申請後、入管から面談(ヒアリング)に呼ばれることがあります。
これは特定の申請内容に関して、事実確認や動機の裏付けが必要と判断された場合に行われます。
今回は、面談に呼ばれた際の対応ポイントと心構えを解説します。
1. 面談の目的は「確認」
面談の目的は、主に以下のような「確認」です。
| 確認内容 | 具体的な質問例 |
|---|---|
| 申請内容の真実性 | 結婚の経緯、職務内容、生活状況など |
| 動機の確認 | なぜ日本で働きたいのか、なぜこの会社なのか |
| 書類の裏付け | 提出資料に関する説明や詳細確認 |
面談は、「怪しまれている」のではなく、客観的な判断材料を集めるための手続きと捉えましょう。
2. よくある面談の場面
面談が行われるケースには、次のような申請が多く含まれます。
- 「日本人の配偶者等」や「定住者」:結婚・家族関係の真実性確認
- 「技術・人文知識・国際業務」:実際の職務内容の確認
- 「経営・管理」:事業の実態や資金の説明
- 再申請や前回不許可の申請:過去の経緯についての説明要求
3. 面談時の基本マナーと準備
✅ 面談時の基本マナー
- 時間厳守(遅刻は印象を悪くします)
- 服装はできるだけ清潔・落ち着いたものを選ぶ
- 嘘をつかない(不一致や矛盾は不許可に直結)
✅ 持ち物の例
- パスポートと在留カード
- 申請の控えや関係資料
- 指示があれば補足資料(例:写真、証明書など)
4. 実際の質問例と対応アドバイス
| 質問例 | 回答のコツ |
|---|---|
| いつから交際していますか? | 曖昧な表現を避け、事実を正確に答える |
| 現在の仕事の内容は? | 仕事内容を専門用語なしで簡潔に説明する |
| なぜこの事業を始めたのですか? | 動機・準備過程・資金調達などを筋道立てて話す |
➡ 練習しておくことも効果的です。 行政書士が模擬面談のサポートをすることもあります。
5. 面談の結果はどうなる?
面談を経て、申請が許可されることもあれば、不許可となることもあります。
面談だけが判断材料ではなく、あくまで全体の書類と整合性があるかどうかが審査の焦点です。
まとめ|「落ち着いて、正直に」が基本姿勢
- 面談に呼ばれた=不利、とは限りません
- 審査の一環であり、誠実に対応することで信頼を得られる場合も多いです
- 日本語に自信がない方や、不安が強い方は、事前に行政書士へ相談することで心構えや準備が整います
📌 次回は、**「不許可になった場合の対応(理由通知と再申請)」**について詳しくご案内します。


