産業廃棄物収集運搬業の許可申請に必要な書類とは?スムーズな準備のためのチェックリスト

産業廃棄物収集運搬業の許可を取得するには、申請書の作成に加えて多くの添付書類が必要です。
「何を、どこから集めればよいのか分からない」という声も多く聞かれます。

この記事では、許可申請に必要な書類一覧とその入手方法、注意点をまとめて解説します。
スムーズな準備に役立つ「実用的なチェックリスト」としてご活用ください。


書類は「共通書類」と「個別書類」に分かれる

産業廃棄物収集運搬業の申請には、主に以下の2種類の書類があります。

  • 共通書類:どの申請者にも共通して必要な書類
  • 個別書類:法人/個人、営業所の有無、保有車両の状況などによって異なる書類

【共通書類】一覧と入手先

書類名入手・準備方法
申請書様式一式各都道府県の環境部局ホームページまたは窓口で入手可能
法人の登記事項証明書(履歴事項全部証明書)法務局で取得(3か月以内のもの)
定款(法人の場合)設立時のもの+最新の変更内容を反映したもの
役員全員の住民票(本籍記載あり)本人が住民登録している市区町村役場で取得
役員全員の身分証明書本籍地の市区町村で取得(破産歴・成年後見制度の有無等を証明)
誓約書指定様式あり(本人直筆サインまたは押印)
講習会修了証明書公益財団法人 日本産業廃棄物処理振興センター発行
財務諸表(直近3期分)税理士・会計士またはご自身で作成

✅ 記載不備や提出期限切れの書類があると、審査がストップしてしまいます。


【個別書類】の具体例と注意点

◎ 車両関係の書類

書類名内容・注意点
使用車両の車検証「車名・車種・所有者・使用者」の記載がポイント
使用権原を示す書類所有していない場合、リース契約書や使用承諾書が必要
車両写真(前後左右)廃棄物を安全に運搬できる車両であることが分かるように撮影する
車両に表示する予定のマーク事業者名・許可番号などの表示内容(シールやマグネット等)

◎ 営業所・事務所関係の書類

書類名内容・注意点
事務所の写真外観・室内(机、棚、電話機などが分かるように)を撮影
賃貸契約書または登記事項証明書所在地の使用権限を確認するために必要
地図(住宅地図など)営業所の場所が確認できるもの(Googleマップ等でも可)

よくある不備・トラブルと対処法

トラブル内容対処法
役員の身分証明書が本籍地と異なる市町村で取得されている本籍地の自治体に再度申請する必要があります
決算書に税理士の証明印がない自署・印のあるものを再取得または税理士へ依頼
申請エリアにより書式が違う各都道府県の「様式指定」に必ず従って準備する
法人設立から3年未満で決算書が不足している初年度・2期分のみでも申請可能ですが、資産要件に要注意

行政書士による書類作成・収集のサポート

当事務所では、許可申請に必要な全書類の作成・取得サポートを行っております。
書類の不備や形式の違いが原因で許可が下りないケースを未然に防ぎます。

  • 必要書類の一覧リストの提供と進捗管理
  • 法務局・役所での取得代行
  • 写真・地図の撮影・編集サポート
  • 書類の整合性チェックと提出書類の最終確認
  • 各都道府県での様式対応・行政との事前協議

✅ 書類不備による申請差戻しや審査遅延を防ぐため、専門家のチェックは非常に有効です。


まとめ|準備は「早く・正確に」が成功のカギ

産業廃棄物収集運搬業の許可を取得するには、数多くの書類を短期間で揃える必要があります。
とくに初めての申請では、準備に手間取りスケジュールが遅延することが多く見られます。

早めの準備と専門家のサポートで、スムーズに許可取得を進めましょう。
ご相談は随時受け付けております。お気軽にご連絡ください。


▶︎ [産業廃棄物関係業務の詳細はこちら]


次回は、「許可取得後の維持管理(更新・変更届・マニフェスト管理など)」について詳しくご紹介します。事業を長く続けていくために欠かせない知識をお届けします。

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