放課後等デイサービス開設に必要な指定申請と準備事項をわかりやすく解説

障害のある子どもたちを対象にした「放課後等デイサービス」は、地域に求められる大切な福祉サービスの一つです。

しかし、この事業を始めるためには、自治体への「指定申請」が必須であり、事前にクリアすべき要件も多くあります。

この記事では、放課後等デイサービスを新規開設するための流れ、申請のポイント、注意点についてわかりやすく解説します。


放課後等デイサービスとは?

放課後等デイサービスは、6歳から18歳までの障害のある子どもたちが、放課後や長期休暇に通所できる福祉サービスです。

  • 社会性や生活能力の向上を目的とした支援
  • 学習支援や体験活動を通した療育
  • 保護者の負担軽減(レスパイトケア)

✅ 地域ニーズが高く、継続的に必要とされる社会的意義のある事業です。


開設までの大まかな流れ

  1. 事業計画書の作成
  2. 人員基準・設備基準の確認
  3. 物件選定と契約
  4. 指定申請書の提出(自治体へ)
  5. 指定通知の受領(審査期間:約2~3ヶ月)
  6. サービス開始(指定日以降)

指定申請に必要な主な要件

① 人員基準

職種必要人数
児童発達支援管理責任者常勤・1名以上
指導員または保育士常勤換算で2.5名以上(※利用定員10名の場合)
管理者(兼務可)1名

※ 児童指導員は、教員免許や社会福祉士資格保持者、または3年以上の障害児支援経験がある方が対象です。


② 設備基準

設備項目要件
事業所面積利用者1人あたり1.65㎡以上(例:定員10名なら約17㎡)
トイレ・洗面所バリアフリー対応推奨
事務室・相談室事業所内に確保が必要
避難経路の確保消防法に基づく安全基準を満たすこと

✅ 物件契約前に自治体と必ず事前協議することをおすすめします。


③ 運営基準

  • 利用者ごとに個別支援計画を作成すること
  • 定期的に支援内容を評価・見直すこと
  • サービス提供時間、休業日の明示が必要
  • 苦情対応体制を整備すること

必要な主な提出書類

書類名内容
指定申請書所定の様式
事業計画書サービス内容・運営方針を明記
人員配置表配置予定職員の資格・経験を記載
資格証明書類児童指導員・保育士・管理者の資格証明書等
物件の図面・契約書類面積・用途・安全面を証明する資料
消防法令適合通知書消防設備・避難経路の確認書類

よくある申請時のトラブルと防止策

トラブル事例防止策
物件選定後に面積不足と判明事前に自治体の設備基準を行政書士に確認してもらう
職員要件を満たしておらず差戻しになる必要資格・経験年数を事前に確認する
消防法令適合通知書の取得が間に合わない物件契約後すぐに消防署と相談する
個別支援計画の作成方法に不備がある開業前研修で支援計画作成手順を習得する

行政書士に依頼するメリット

  • 物件選定段階での設備・用途確認
  • 人員基準のチェック・必要資格の整理
  • 指定申請書類の作成・提出代行
  • 自治体・消防署との事前相談同行
  • 開業スケジュールのサポートとリスク管理

事前準備から開業後のアフターフォローまで一括でサポート可能です。


まとめ|放課後等デイサービスは早期準備が成功の鍵

放課後等デイサービスの開設には、人員・設備・書類の厳格な要件を満たす必要があり、十分な準備期間が必要です。

物件選び、人員確保、申請書類作成など複雑なプロセスが続くため、専門家である行政書士のサポートを活用することで、スムーズかつ確実に開業へと進めることができます。

まずはお気軽にご相談ください。


▶︎ [障害福祉関係業務の詳細はこちら]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です