🧵【認知機能が低下する疾患とは?】~ゆるやかに、ある日突然に。判断力を奪う病気たち~

「最近、あの人ちょっとおかしい…?」
加齢によるもの忘れと、病的な認知機能低下との違いはどこにあるのでしょうか。

ここでは、「認知症=アルツハイマー」だけではない、多様な認知機能低下の原因疾患をご紹介します。


🔹① アルツハイマー型認知症(AD)

もっとも多い認知症の型で、脳の海馬などが萎縮し、記憶障害から進行します。
初期には「同じ話を繰り返す」「約束を忘れる」など軽微な症状ですが、
やがて日常生活にも支障が出てきます。

✅ 進行:ゆるやかに数年かけて進行
✅ 合併症:徘徊・妄想・失認(見えているのに認識できない)


🔹② 血管性認知症(VaD)

脳梗塞や脳出血など、脳血管障害の後遺症として発症するタイプ。
記憶よりも「段取りができない」「感情のコントロールが難しい」などの症状が特徴です。

✅ 発症:脳卒中後に急激に起きるケースも
✅ 特徴:進行は段階的で、身体障害を伴うことも多い


🔹③ レビー小体型認知症(DLB)

脳内に「レビー小体」という異常なタンパク質がたまることで起こります。
初期から幻視(見えないものが見える)やパーキンソン症状が出現しやすいのが特徴です。

✅ 変動性:ある日はしっかりしているのに、ある日はぼんやりしている
✅ 合併症:転倒・睡眠障害・自律神経の不安定


🔹④ 前頭側頭型認知症(FTD)

比較的若い世代(50〜60代)にも発症する認知症。
記憶は保たれていても、「人格の変化」や「社会的ルールの無視」など、行動異常が先に現れます。

✅ 特徴:万引き・暴言・無関心など社会的トラブルになりやすい
✅ 見逃しやすい:うつ病・人格変化と誤認されることも


🔹⑤ 高次脳機能障害

脳外傷や脳出血・くも膜下出血後に起こる認知機能の障害。
知能は保たれているのに「注意が続かない」「段取りができない」などの症状が続き、
日常生活に大きな影響を与えることがあります。


🔸まとめ|「認知症」=記憶障害、ではない。

✔ 人によっては記憶よりも“性格の変化”が先に来る
✔ 若年層でも発症する認知症がある
✔ 病名がつくまでに時間がかかることも
✔ 医師の診断書と生活の観察、両方が大事


📍家族の変化に気づいたとき、まずは医療機関へ。
📍制度の活用(任意後見・遺言など)は、診断より前の段階が最適です。
📍行政書士は、生前対策の“最初の窓口”としてお手伝いできます。

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