行政書士が電子申請を代理する場合|法的根拠・制度解説・具体的な手続き例

はじめに

最近は行政手続きのデジタル化が急速に進み、従来の窓口申請や郵送に代えて「電子申請」で手続きを行う場面が増えています。
しかし、実際には「システムの使い方がわからない」「入力の仕方を間違えて補正になってしまった」といったトラブルも少なくありません。

こうしたとき、行政書士が依頼者に代わって電子申請を行うことができます。本記事では、行政書士が電子申請を代理する法的根拠、利用できるシステム、そして具体的な手続き例をわかりやすく解説します。


行政書士が代理できる電子申請の法的根拠

行政書士は、行政書士法第1条の2に基づき「官公署に提出する書類の作成」と「提出手続の代理」を業務としています。

また、近年は「デジタル手続法(行政手続オンライン化法)」により、行政手続きのオンライン化が推進され、電子申請も行政書士の業務範囲に含まれることが明確になりました。

つまり、紙の書類を窓口に持参する代わりに、行政書士がオンラインシステムを通じて代理申請することが可能です。


電子申請の対象となる主な手続き

1. 建設業許可申請(新規・更新)

国土交通省や都道府県の電子申請システムを通じて手続きが可能です。

想定事例
建設会社を営むA社は、許可更新の期限が迫っていました。行政書士が電子申請で迅速に代理提出したことで、許可が切れるリスクを避け、事業を継続できました。


2. 在留資格変更・更新(出入国在留管理庁オンラインシステム)

外国人のビザ申請も、近年はオンラインで行えるようになっています。日本語やシステムに不慣れな方にとって、行政書士の代理は大きな安心です。

想定事例
留学生Bさんは日本企業に内定が決まり、就労ビザへ変更する必要がありました。行政書士が代理でオンライン申請を行い、短期間で許可を得ることができました。


3. 農地転用許可申請

自治体によっては農地転用の申請も電子化されています。補正指示への対応もオンライン上で行えるため、効率的です。

想定事例
Cさんは所有する農地を駐車場に転用するため、行政書士に依頼。行政書士が電子申請で補正対応も含めて代行し、スムーズに許可を得られました。


電子申請のメリットと課題

メリット

  • 24時間申請可能(窓口の受付時間に縛られない)
  • 郵送費・交通費が不要
  • 添付資料の送付・補正がスピーディー

課題

  • システムごとに操作方法が異なる
  • 電子証明書やマイナンバーカードの設定が必要
  • 書類形式や添付データの不備で手戻りが生じる

行政書士に依頼するメリット

  • 最新の法令・システム運用に精通しているため、補正リスクが少ない
  • 行政とのやり取りを代理してくれる
  • 依頼者は必要書類を準備するだけでよい

つまり「時間と手間を大幅に削減しつつ、正確な申請」を実現できます。


電子申請に利用される主なシステム

  • e-Gov電子申請システム(総務省管轄、各種許認可申請)
  • ぴったりサービス(自治体関連のオンライン申請)
  • 出入国在留管理庁 在留資格オンライン申請システム(ビザ関連手続き)
  • 建設業許可・経審の電子申請システム(国交省・自治体)

行政書士はこれらのシステムを熟知し、依頼者の代理人として申請を行います。


まとめ

行政手続きの電子化は今後さらに進むことが予想されます。しかし、制度やシステムは複雑で、一般の方がスムーズに利用するのは容易ではありません。

行政書士に依頼すれば、建設業許可・在留資格・農地転用といった具体的な手続きも、安心してオンラインで完了させることができます。

電子申請の代理を希望される方は、ぜひお気軽にご相談ください。


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